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NikonNewFM2


もはや生産中止となってしまったNikonのフルマニュアルカメラ。軽くて、電池は露出計だけというシンプルさから手軽に天体写真を撮影したい層に愛された。現在でも中古市場で高値をつけている。
 天文用途としてこのカメラを使うときの定番の改造として、ファインダースクリーンを透過率の高いFM3a用マットスクリーンに交換するというものがあり、この改造をするだけで、ファインダーの視野が大変明るくなり暗闇での構図合わせが大変楽となる。無論、天文研のカメラでも交換済みだ。






Nikon D80


天文研初のデジタル一眼レフカメラ。21世紀初頭の著しいデジタル化の流れによって、フィルムカメラの時代は終焉をむかえつつあった。そんな折りに購入したものがこのD80である。
特筆すべきは、何と言ってもその露出時間の短さである。フィルムと違い、長く露出をかけずとも星が写ってしまうというのはオドロキだ。そのぶん、予備電池が必要だったり、逆に長い星の軌跡を移すと言うような分野が苦手ではあるし、赤色の星雲の写りも悪い。
撮影する分野によって当分の間はFM2との住み分けがなされると思う。






Vixen-VX2


もはや生産中止となってしまったVixenの天体専用カメラ。軽くて、レリーズ使用を前提とした頑丈なシャッターボタンとかが、いかにも天体用といった感じだ。マウントはPENTAXのKマウント互換で、リコーと同じだ。PENTAXの35mmカメラ用のレンズがそのまま使える。天文研では計3台揃えており、それぞれ「桜花」「橘花」「秋水」という名がつけられている。名前の由来は・・・まあ、ね。






Vixen-GPガイドパック


VixenのGP赤道儀をベースにして作られた、ポータブル赤道儀。簡単な天体写真を撮るときに使う。これを使うとカメラが星を追いかけて、星が点になって写るという塩梅である。しっかりと極軸を合わせる必要があるが、それさえきちんとしていれば、腕次第で雑誌に入選できるほどの美麗な写真がゲットできる。実に愉快で楽しい装置だ。コンパクトさもいい。小さい三脚が付属しているが、これを付けたままでも、飛行機の手荷物で持っていけるし、電車の網棚にそのまま放置してもオッケーだ。星が点写った写真が欲しいと思う人には、ぜひおすすめしたい。




アクセサリー・架台等
アイピース
ファインダー
バローレンズ
アイピース
QuickFinder
バロー
天文研のアイピースは全てPL(プローセル)タイプのもので、サイズは31.7mmのアメリカンサイズのみとなっている。以前はK(ケルナー)タイプの24.5mmサイズのものしかなかったのだが、一念発起して全て買い替えた。天文研には望遠鏡を4本所有しており、F値が8前後なので、それに見合った焦点距離のものを2本ずつ揃えた。多くは台湾製のモノコートの一番安いアイピースで、財政難をしのばせる。 普通ファインダーと言えば、7倍5cmぐらいの小さな望遠鏡を連想しがちだが、天文研で使うファインダーは、いわゆる「サイトファインダー」というもので、素通しのガラスにLEDで照準を投影するタイプのファインダーだ。
昔の戦闘機についている投影式照準機の小型版と思っていただきたい。これは大変便利で、夜空にぽっかりと赤い照準が浮かび、その照準に目的の天体を合わせると、面白いほどホイホイ導入できる。
バローレンズは一般に倍率を上げるための道具として認識されているが、実は望遠鏡のF値を延ばして、像質を改善する効果もある。
昔のバローレンズはボケボケの像でとんでもないものだったが、天文研の使用しているバローレンズは、最新の技術で作られた高価なもので、右側の銀色のものは、R200SS専用。眼視ではこれを必ず用いることが必要で、コマ収差を改善する効果がある。右側はロシア製の汎用3倍バロー。
GP赤道儀
PORTA経緯台
GP赤道儀
PORTA経緯台
天文研の主力赤道儀。Vixenの小型赤道儀としてベストセラーとなっている。天文研で使用しているものは、一番廉価なグレード「GP-E」で、これに極軸望遠鏡や目盛り環などを追加して、眼視観測には十分な性能を発揮できるようにしてある。小型で性能がいいのだが、季節ごとに赤緯体を分解して極軸望遠鏡の位置調整をしなければならないのが、ちょっと面倒だな。COMME CAで買った1,500円ぐらいの布製小型トランクにすっぽり入るので、運搬は楽だ。 PORTA経緯台は、R114Mと彗星を搭載するために用いられている架台だ。もちろんそれだけではなく、SCHWARZ120も搭載できるが、全長が長いためあまり適していない。
経緯台にはやはりニュートン式が似合う。赤道儀に載せたときのように煩わしい鏡筒回転をする必要がないので、実に快適に観望が出来るからである。
そういう効果を狙ってあえて初心者向けのR114Mと彗星にはこのPORTA経緯台を組み合わせているのだ。


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