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日時:自2003年4月30日 至2003年5月2日場所:長野県南佐久郡川上村 町田市自然休暇村費用:12,000円以下(概算)余剰還付…
確かあれは4月の末だった。年々新入生がサークルに顔を出す時期が遅れて、5月の連休にやる新歓合宿に顔を出さなくなった。 春合宿では当然のように、新歓合宿はやめるべきじゃないか、なンて意見も出たりしてナ…だけど、アマチュア天文家ってのは星が見られるのに行かないなんて無理な相談なわけヨ。いつだって、強引な理屈をつけて見に行っちまう─── 場所はおなじみとなった町田市自然休暇村。 標高1,515mの場所にあるコテージを貸して頂き、そこに2泊する。夜は19時になったら併設の天文台に他の宿泊しているお客様を相手に惑星等をみせ、本番は21時ごろからだ。 今回、俺は写真を撮る事に専念した。 毎年秋に開かれる学園祭、そこに天文研は撮影した天体写真を展示する…毎年毎年展示する写真が足りないって言っては大騒ぎさ。だから5月のうちに撮りためてしまおうって寸法だ。もちろん星は見れなくなる。 天体観測に来たのに望遠鏡を覗かずにファインダーだけを覗く??学園祭のためだという大義名分で自分を納得させても、それは所詮欺瞞に他ならないわけヨ。 2晩、良く晴れた。昨年の秋の反省を生かして今度はカメラに一晩中張り付いたさ。他の連中から遠く離れた場所で撮影してたから、よくわからないが、大抵2時前には寝てしまったようだナ。 結果として、春の観望会は大収穫だった。 30枚を超える天体写真が手に入り学園祭での展示写真の心配はとりあえず無くなった。だけど、写真のクオリティはどうだろう? たとえば…近くのヨドバシで買った三脚にカメラ乗せて撮ってみる。カイロの火を付け忘れたりしてナで、やっと撮り終えて現像した思ったらなんか星が真直ぐじゃない。 よくよく見たら、三脚の強度不足でブレてしまったおまけに車のライトでかぶってる。 まーよくある話だ。だけど、そーゆうのはけっこう楽しいんだ。暗中模索というか写真との対話ってカンジでサ… だけど現役3年4年はそうゆうレベルじゃあないだろ? ささいな撮影ミスを笑ってすまされない ??その写真一つの構図のミスが、そのまま駄作に直結するような、そうゆう領域で三脚を立て、天体写真を撮ってるんだ。三脚はぐらついていないか?カイロの火は消えていないか?フイルムは装填されているか?構図は決まっているか?露出時間は少なくないか?当たり前のことを一つずつキッチリとやっていく。 それしか良い作品を仕上げる方法はないんだ。観望会に参加した人数は少ない。 ほとんどが3年と4年だ。その割には写真のクオリティが低くないか?もっと・・・・・美しく──────星ナビに入賞する程の美しさで─────もちろん、書いている俺もそうだ。 夏の大三角の写真、もっときれいに写せたはずなのに写せなかった夏の大三角形を構図にとらえたときふと露出時間のことが気になったフィルターをかけたし、どうかな・・と だけどごまかした。大丈夫だろうと自分に都合よくいいきかせた。やっぱりアンダーになってしまった。完全な露出不足だ。あまりにも稚拙なミスだった。確かにわかっていたんだ・・あの時 だけどごまかした。なるべく沢山写真を撮りたいということで、自分の心をごまかしたんだ… 残ったものはただ??展示もできない写真だけだ──── 文責ヒャクタケ |
