4月末日午前0時30分。日の出を待たずに自宅を出発。
この一週間というもの毎日Yahoo!の星空情報を見て、その変動に一喜一憂していた私は、自宅を出る最後の瞬間にもう一度星空情報を確認した。
・・・よし、5月1日を除いた全日程で星空指数は70を下らない。それはすなわち毎日晴れるという勝利を意味しているのだ。
なんかもう行く前から勝った気がしてきた。
とりあえず、皆が集合するのは15時間後なので目的地に向けて下道をのんびり行く事にする。旅のお供はもちろん
一説によると老人が一番のリスナー層だと言われているこの放送は、深夜ドライブの良い伴侶だ。暗い車内にパーソナリティーの淡々とした声と穏やかな音楽が流れ、静かな夜のひとときを演出し、落ち着いた気持ちにさせてくれる
・・・はずなのだが、ロックン・ロール特集などを放送してくれたおかげで、深夜の国道をプレスリーを流しながら走るという、今時どこのアメリカングラフィティ?と思ってしまいそうなステキなドライブになった。
そうこうしているうちに夜が明けて、南牧村へ到着。途中ガソリンをしこたま買い込んだりして寄り道をしたが、8時前には到着した。
さて、皆が来るのは15時半ば。今は8時前。この空白の8時間をどう埋めるのかが当面の課題となった。もちろん長野のド田舎であるわけで、こんな早朝に開いているファミレスや漫画喫茶などもないっていうか店自体がない。唯一開いているのがセブンイレブン。仕方なしにソーセージおむすびと漫画を買い込み、車の中で仮眠を決め込んだ。
1時間後、目が覚めた。
どうも太陽の光を浴びると覚醒してしまうようだ。嗚呼、こんなときに規則正しい生活をしていた自分がうらめしい。
仕方なしに、ダッシュボードからMYカーナビ(紙製)を取り出して、近くで時間を潰せそうなところを探す。と、温泉のマークを幾つか発見した。
そうだよ、八ヶ岳は火山なんだから温泉がわいているはずなんだよ!!と今更ながら気づいて、早速地図に出ていた温泉の一つに向かった。
国道141号線をしばらく行き、測道に入る。「湯川」という川沿いにしばらく進むと、その温泉はあった。湯川って名前がいかにも「昔からの温泉があります」って感じだよな〜と一人で勝手に考えて納得しているのが地理学科クオリティ。
温泉は10時開店だったが、入り口で掃除をしていたお姉さんに声をかけて、開店前に入浴。
当然の事ながら貸し切り状態だったもので、普段ならば禁じられている水泳などを童心に帰って行ったりして、ひとときを過ごした。現代人には癒しが必要だと思うよ。うん。
風呂を出るときにはすっかり日が高く昇っていたので、ぼちぼち野辺山に向けて出発した。約10kmほどの道のりだが、その途中には高原への入り口とも言える長い上り坂が待っている。
この上り坂を越える事で、精神的に下界から断絶する。これから約1週間、この下界から離れた高原での生活が始まるのだ。
時間は13時になろうかというところだった。今晩厄介になるペンションの場所を確認したあと、野辺山の電波天文台脇の駐車場で、仮眠を取る。
今度は暖かい日差しのおかげでポカポカ陽気となり、ぐっすりと眠れた気がする。そう思って時計を見ると15時になろうとしていたので、ペンションに移動。
今回の観望会でお世話になるペンションは「高原野菜」カントリー風が珍しいペンションである(写真1)。
![]() 写真1:ペンション「高原野菜」 |
周囲は畑と草原が広がっており、広々とした視界が確保できる、まさに天体観測にはうってつけの立地だ(写真2)。リーズナブルな料金もうれしい。望遠鏡2台を含む膨大な量の荷物を手早く運び込み、野辺山駅へと本日参加のメンバーを迎えに行く。新しい顔を交えた本日のメンバーは私も含めて5人。
![]() 写真2:ペンション周辺 |
さて、宿にメンバーが揃ってから雲行きは段々と怪しくなり、ついに17時頃に雨が降り出してしまった!! 何と言う事だ! 私は当たらない天気予報を呪った。どうせ当たらない予報ならば全て雨の予報を出せば良いのである。そうすれば仮に外れても呪う奴はいない。
荷物の搬入もひと段落し、一同女子部屋(ていうか会長部屋)でだらだら雑談をしていたが、そのうち気分転換がてらだろうか、コンビニへ行こうということになり、早速ノベヤマセブンへ行くこととなった。このとき既に雨は大粒のものとなり、星は見えないものだと一同は思っていたに違いない。
コンビニでは夜食やつまみを大購入。社長はおなじみの烏龍茶を大量購入していたので、私もなぜかつられて購入した。彼は500mlのペットボトルを小分けにして購入する妙な癖があるが、私は2リットルのボトル2本という実に侠気あふれてオーバーフローな買い方をして大満足だ。
そうそう、天文研ではもはや定番となった「置き去り」ドッキリもきちんと敢行した。先に買い物を済ませた3人が車に乗ってコンビニ裏手に退避。
後から出てきた社長と会長は、あるべき場所にあるべき車が無いのに愕然とし、茫然自失の姿を私と新入生にこれでもかと見せつけ、あたたかい笑いの時間を提供してくれた。
もちろんその後コンビニ裏手から登場して、彼らをちゃんと車に乗せた。当然、ドアに手をかけようとした瞬間にノロノロ前進するというお約束も忘れなかった。
そして、ペンション帰着。相変わらず雨は降りしきっているが、じたばたしても天候だけはどうにもならないので、夕食を食べてしばらく様子を見る事とした。ちなみにペンションの料理は良かったことを付け加えておく。楓林舎の料理を90点とすれば、70点ぐらいのレベルで、これまでいろいろ泊まってきた各ペンションと比較してもおいしかった。
夕食後、さぁて酒でも飲んでのんびり過ごすかなぁ・・・と思って窓の外を見た。
すると、先ほどまで視界に飛び込んできた雨粒が目に入らない。これは、もしやと思って玄関から外に出てみると、なんと雲一つない星空が眼前に広がっているではないか。
これはうかうか酒を飲んでいる場合じゃない。早速防寒着を着込んだ。5月とはいえ標高1,300mの高地である。普段居住している標高8mの自宅とでは気温差が7度近くあるのだ。夜間は容易に1桁台に気温が低下するので、生半可な防寒装備ではすぐに後悔することになる。
雲一つない星空、おまけに雨上がりだけに素晴らしく透明度が良い。火山灰地でホコリが舞いがちな野辺山にしては驚嘆に値する透明度だった。が、どうも風が強い。いや、強いなんてものじゃない。
例えるならば冬の日本海の海岸にいるような、そんな強風ー恐らく風速は10mを超えていたであろうーが辺り一帯に吹き荒れているのだ。このような強風で望遠鏡を設置する事は出来ない相談だ。例え設置できたとしても、風でまともに星は見えない。
仕方なく一同は数だけはやたらある双眼鏡だけを手にして、ペンションから300mほど離れた農道で星を見る事にした。新人2名が混じっているため、いつもの星座解説の時間となったのは言うまでもない。だって望遠鏡出せないし。
空には春から夏の星座が輝いている。とりあえず西に沈みかけている春の大曲線、ダイヤモンド、かみのけ座の美しい姿、M13などを一通り紹介した。このとき、緑色レーザーを使用して解説したのだが、大変便利に使える代物で、星座解説に絶大な威力を発揮する。
春の大曲線をはじめとして星座の型をたどるのが容易であり、また、天体を双眼鏡で見せたい場合は、その天体がある大体の方向へレーザーを向け、そこに双眼鏡を向けるように指示すると、素人でも面白いように天体が導入できる。まさにスペースナビゲーター。
そうこうして小一時間ほど経っただろうか。風はますます強くなり、会長が星座早見を数枚まとめて強風に飛ばれされてしまうというアクシデントが発生。そのうえ、強風の闇夜にも関わらず懐中電灯ひとつ持たずに我々の横を高速で何回も通り過ぎるという、絵に描いたような不審者が何度もご登場したため、一同はこれを「ウオークマン」と呼び、大事をとってペンションに引き返した。
ペンションに引き返してからはご想像の通り、一升瓶を片手に酒盛りである。そうして1夜目は過ぎて行った。それにしても、ウオークマンは怖かったと思うよ。
二日目、部屋にけたたましい起床ラッパの音が鳴り響いた。夢と現実の狭間を行き交う朦朧とした意識の中で、枕もとの携帯電話に手を伸ばし、ラッパを止めた。午前6時。
そう、私は携帯電話のアラームを切り忘れ、せっかくの非日常の空間に6時起床という思いっきり「日常」を持ち込んでしまったのだ。幸い周囲の人間は意識を失っていたままだが、私のほうはすっかり目が覚めてしまった。全く日ごろの習慣とは恐ろしいもので、仕方なく布団の中で昨夜のうちに来たメールを読んだりしていた。
高原野菜の朝食は一般的な洋風の朝食だったが、ボリューム的には私の2食分に匹敵する量で、お腹いっぱいになった。一同眠い目をこすりながら起きて来た甲斐があったというものだ。まともな人間の朝食というものはこうでなくてはならないと、いつも非人間的な食生活をしている立場から思ったしだいであります。大変おいしゅうございました。
この日、天文研の本隊が到着することになっていた。時間は前日と同じ15時45分。朝食を食べ終えた一同は再び深い眠りに落ち、午後まで目を覚ますものはいなかった。肝心の空模様は前夜から引き続いて雲ひとつない良い天気で、夜の素晴らしい星空を期待させるものだった。
昼頃になると社長以外の全員が夢の世界の旅から凱旋し、リラックスした雰囲気があたりを包んでいた。その雰囲気の中で、私は不覚にもロビーにあった「男一匹ガキ大将」を読みふけってしまうという行為におよび、ハッと気がつくと時計が以外な程進んでいるのに気がついた。恐るべし本宮ひろ志の魔力である。
その後まだ寝ていた社長を起こすべく会長に「お兄ちゃん、朝だよー起きてぇ〜」と起こすよう指示したが、その瞬間に「きんもーっ☆」と言われてしまい、キモい男のレッテルを貼られ差別に苦しんだ。謝罪と賠償を要求しる!
冗談はさておき、本隊の到着までにはまだ2時間ほど余裕があったので、会長と今夜の観測地の下見を兼ねて散歩に出かけた。昼間見る野辺山の景色は素晴らしく、まさしく絵に描いたような高原の風景が広がっていた(写真3)。途中で社長も起きて、3人で辺り一帯を散策した。ペンションの近くには大きな「ヤマナシの木」(写真4)がその雄々しい姿を見せていた。けっこうこの木は有名な観光スポットらしい。
![]() 写真3:さわやかな高原の風景 |
![]() 写真4:ヤマナシの木 |
そうこうしているうちに15時を過ぎ、私は本隊を迎えるべく宿に戻り、宿の人と一緒に野辺山駅へと車を走らせた。
到着15分前に野辺山駅に着き、無事本隊を拾い上げ、宿に向かう。
4人乗りの軽自動車になぜか5人乗れてしまうというミラクルを引き起こしながら、宿へ向かう。途中の車内では
『今日昼過ぎ長野県南牧村の県道で、若者5人が乗った軽乗用車が崖下に転落する事故があり、2人が死亡、2人が重傷を負いました。
事故があったのは、南牧村中ノ沢の県道で、1日午後4時10分ごろ、24歳の男性が運転する5人乗りの軽乗用車が道路脇の崖下に転落しました。この事故で、助手席に乗っていた東京都の大学生・●●さん(18)と後部座席の大学生・××さん(20)が死亡、運転していた男性と男子大学生(21)が骨折などの重傷を負いました。 現場は見通しの良い直線の道路で、警察は、ハンドル操作を誤ったとみて事故の原因を調べています。』
などと微妙なジョークを飛ばし、車内の雰囲気を凍りつかせてみるという楽しい一面もあった。
この日宿に泊まったのは総勢12人(だったと思う)。食事までめいめい好きなことをやって過ごした。私はというと、webサイトに掲載する機材の撮影にいそしんだり、望遠鏡の光軸修正をして時間をつぶした。
夕食前、素晴らしく空は晴れ渡り、西の空には傾きかけた月がその美しい姿を見せている。
澄み切った高原の空気に浮かぶ月は現実感を喪失するような見え方で、しばらく空を見上げてしまった。
ふ、と我に返り食事の準備で慌しい食堂脇に置いてある望遠鏡を持ち出した。昨年新たに購入したVixenのポルタ経緯台は面倒なセッティングがいらず、ポンと置いてすぐに使える優れもので、短時間に設置・撤収したい場合には非常に重宝するアイテムだ。これに同じくVixenのR114M反射望遠鏡を搭載して月を見る。
新入生を含んだ何人かもいたので、望遠鏡を覗かせる。
皆口々に月の美しさを語り、大自然が作り出した情景に心を奪われたようだ。この美しい月を天文の世界に入るきっかけにして欲しいと願うばかりである。・・・俺も、若い頃はそうだった。
さて、夕食の準備も忙しい頃に望遠鏡を出したとあって、しばらく経つと宿の人から夕食コールが発生。月を見ていた一同は後ろ髪を引かれるような思いで食堂に向かったのであった。
夕食は昨日同様に、味量ともに文句の付けようが無いものであった。一部には野菜が嫌いという全日本のベジタリアンを敵に回しそうな発言をした方もいらっしゃったようだが・・・
そして、夕食後はのんびりする暇もなく急いで防寒着に着替える。外はどんどん暗くなっており、太陽に変って星々が天空を飾る時間帯に移行しつつあった。その時間帯を1分でも長く味わいたいと思うのが天文屋の性というもので、まるでキチガイのようにくるくると機材を車に運搬し、観測地に赴く準備を完了させた。
他の人はどこかの星キチガイとは違うので、のんびり準備をしていたようだが、私はその中で1人準備が早く終わった人間を強引に引っ掴まえて一足先に観測地へと機材を置きに行った。
観測地と言っても、ペンションから500m程離れた農道である(写真5)。測道だから恐らく車は通るまい。近くには例のヤマナシの木が見えるという素晴らしいロケーションで、写真撮影にも向いている場所だ。昼間のうちに探索しておいて本当によかったと思う。
![]() 写真5:観測地の農道より |
そうこうしているうちに、残りの人間もぞくぞくと観測地に到着した。私は取りあえずポルタ経緯台を手早くセッティングして、再び月を導入し、新入生を中心に見せる事にした。月はその姿を八ヶ岳の山体に隠そうとしており、実に風流な眺めとなっていた(写真6)。
![]() 写真6:月 |
夕食前の慌ただしい時間でゆっくりと月を見れなかった新入生は、ようやくゆっくりと月を鑑賞できるわけである。一方、私はもうひとつ持ち込んだ主砲の15cm屈折を組み立てるため、会長にポルタの操作を押しつけ・・・ようとしたら、「光学ファインダーを上手く使えないからサイトファインダーをよこせ」等とおよそ天文研の会長にあるまじき発言をしたので、突如光学ファインダーでの導入講座という非常に初歩的な望遠鏡講座を臨時で開催するハメになってしまった。
で、15分ほど光学ファインダーの使い方を説明したものの、どうも上手く導入のコツが飲み込めないらしく、仕方なしに私は15cm屈折に付ける予定だったサイトファインダーを彼女の望遠鏡に装着した。これでようやく快適に導入できるようになったらしく、月や木星を導入して新入生に見せていた。他の会員は地面にシートを引いて寝そべり、双眼鏡で星空を楽しんでいるようである。
一方、私は主砲の15cm屈折を設置しようと、三脚を延ばし北に向けようとした。が、何と北天から天頂にかけて憎たらしい事に雲が覆い被さっているではないか!
嗚呼、なんと言う事だろう。南天は雲一つなく木星が一際明るい光を放っているというのに、極軸が合わせられないなんて!!
ここで、通常は極軸Xの始まりとなるのがこれまでの天文研だったが、今回はちょっと違うゼお兄さん・・・なんと方位磁針を赤道儀に付けておいたのさ! これで大体北に赤道儀を向けることが出来るのだ。もちろん正確な極軸は出せないが、とりあえず極軸Xになることはない。
しかも驚くべき事に、長年積み上げた経験によって私は一発でほぼ真北へ三脚を向ける事ができのだ。素晴らしき私の脳内磁針に、これを見ていた周囲の人間は惜しみの無い賞賛を送・・・って欲しかったのだが、その反応は冷たかった。なんで??
惜しみある賞賛を受けた私は、気を取り直して、望遠鏡の設置に再び取りかかった。
テキパキと望遠鏡を組み立て、高さ2mを越す巨体が高原の星空の下に姿を現した。ここで正確な極軸を合わせたいところだか、相も変わらず北天は雲につつまれ、しかも何やら稲光のような怪しい発光現象まで起こっている。幸いな事に昨日あれだけ吹いていた強風はパタリと止んでいた。あまり空の状態ばかり気にしていてもハゲるので、早速望遠鏡を木星に向けた。サイトファインダーを会長に取られてしまったので、禁断のレーザーファインダーを使い、緑色の怪光線を夜空に走らせたのであった。
果たして、木星は気流が悪いせいかあまり像はよろしくない。それでも2本の太い縞は何とか見えるので、早速新入生に会長を見せてあげる。シーイングがよろしくないものの、太い2本の縞模様が刻まれている様子に、えらく感動・・・・ん、何か・・・ま、いいや。
木星を一通り見た後は、月を見せたりM104(ソンブレロ銀河)を見せたりして、終始盛り上がった。特にM104はその非常に淡い姿から、新入生たちはどこに天体があるか分からない様子で、星雲星団観望の難しさも実感したようだ。
この頃になると天頂付近にかかっていた雲が次第に東に西に、そして南にも進出を始めて、ついには一面ドン曇りという実に天文研の観望会らしい結末となってしまった。それでもその場には晴れる事を祈って全員がいた。昨日のような奇跡が起こるとも限らない。そう思って暇つぶしにラジオで外国放送を聞いたりして談笑していたが、1時間経っても全く晴れる気配などなく、むしろ雲がますます厚くなったようであった。
そんな状況を見て、もう晴れる事は無いだろうと諦めたのだろうか。一人、また一人と観測地から消えて行き、最後は私だけとなってしまった。それから1時間ほどラジオから流れるRadio Pyongyangを聞きながら晴れるのを期待して空ばかりを見ていたが、結局晴れる気配がないので、撤収を始めた。
その後深夜にわたって各々楽しんだようだ。私は女子部屋で持参した純米酒をあおりながら、カタンなどに興じつつ、いろいろ談笑した記憶があるが、何しろ酔っていたため記憶は定かではない。・・・確か、・・・・・・・いや思い出せない。セクハラだけはかろうじてしなかったのは覚えているし、胸を張って言える。3時頃に電池が切れるようにして就寝した。
今回の観望会はあまり天候に恵まれなかったが、それでも幾分か望遠鏡を展開できたし、美しい数々の天体を見る事が出来たので、それなりに意義のあるものだったと思う。また、新入生の皆様におかれましても、月や木星などのメジャーな天体をご覧になれたということで、意義ある観望会だったのではないでしょうか。この観望会を皮切りとして、今シーズンも天文研の益々の発展を祈り、終了の挨拶と代えさせて頂きます。
なお、この後5月2日から5日にわたって川上村でのご奉公は、全日程素晴らしい星空に恵まれ、天文台の大望遠鏡を思う存分使用し(写真7)、シュワスマン・ワハマン彗星をはじめ、各種星雲星団を存分に堪能できただけではなく、写真撮影のほうも好調だったもようで、観望会で星が見れないストレスを一気に解放してくれました。
![]() 写真7:天文台 |
つまり、みんなご奉公に行こうよという事を言いたかったわけです。
本当にありがとうございました。
文責:百武






