場所は天文研で今までも何回かお世話になったという艮山荘、人数は11人(2日目は10人)だった。
今回は4年生の4人が車組で、残りの1・2年生が電車組だった。
電車組の集合場所である新宿駅では1人電車に遅れるというトラブルがあったものの、残りの人は無事出発した。電車組はいつものように特急は使わずに移動し、目的地の駅からは宿まで大型のタクシーを使って向かった。
宿に着いたのは16時頃。そこから観測までの間に春合宿の会議が行われた。会議では学習会に代わって今年の主な活動内容となる新プラネタリウム作成についての方向性やその計画、また観望会開催日など大まかな今年度の予定について話し合われた。しかし、この日はきちんとした結論に達せず会議は翌日に持ち越しとなった。
今回の観測場所は宿から15分ほど歩いたところにあり、若干空が明るい方角もあったが周りは畑で邪魔になるようなものも少ないので視界が広くたくさんの星が見えた。
初日は天体写真を撮る手順を僕含めた4人で4年生のO先輩から教わった。
先輩は風邪で声が出ないにもかかわらず、フィルムの入れ方から構図の決め方まで丁寧に教えてくれた。そのうえ天文研で持ってきたカメラの調子が悪かったのだが自分で持ってきた私物のカメラを使わせてくれた。もう感謝感謝である。ありがとうございました。
撮り方を教わってからは交代しながら写真を撮っていたが、やはり3月の山奥の夜は相当寒い。寒さで体の末端の感覚はなくなっていて、カイロを1個や2個持っていても温かいんだか全然わからないくらいだった。そのため観測中は温まるため度々宿に避難しつつ観測したが、宿と観測地の移動には車組が乗ってきたレンタカーを何度か使った。運転は4年生のK先輩、何度も往復してもらって申し訳なかったけどすごく助かった。ありがとうございました。
この日はよく晴れていたのでたくさん天体写真を撮ることができた。写真1枚撮るのに露出時間を15分以上かけたのだが、その待ち時間にも肉眼や双眼鏡で観測してなかなか良い観測ができたと思う。こうして初日は写真を何枚も撮影して観測を終えた。
二日目は会長が帰る日だったので早めに前日の会議の続きを行った。昼間の暇な時間はNintendo64をやったりしていたのだが、2年生の会員2人はボウリングにいった。ボーリング場はかなり遠く、行きは先輩に車で送ってもらったらしいが帰りは歩いて帰ってきたようだ。帰るのに徒歩で3〜4時間かかったというからさぞボーリングがしたかったのだろう。
この日の夜は曇っていて、星が見える状態ではなかった。そのためしばらく宿に待機することになったが、日付が変わった1時頃になって雲がとれてきたので観測を開始した。それでも雲が残っていて空はやや不安定だったが、初日と同じように写真を撮っていった。
ただこの日は観測の途中で何か動物の不気味な叫び声が聞こえてきた。声はそれ程遠くない場所から発生しており、寒さもあったのでこの日は4時頃観測を終了した。
最終日は機材を送り返すためダンボールに詰め込んだり、部屋の片付けなどをしたりしていたのだが出発時間が近くなったころに面白いことが起こった。2年生の会員が寝ていたのだが、その人が同じく寝ている1年生の足に頭を挟まれるようにして寝ていたのだ。これには一同大笑いした。写真があれば面白いのだがあいにく写真を撮り損ねてしまった。もし誰か撮った人いたら今度下さい。
この春合宿を終えて思ったのはもっと機材について知ろうということだ。
せっかく天文研にはたくさんの機材があるからそれらを有効活用していきたいと思う。また靴用のカイロなど寒さ対策ももっとしっかりしようと思った。まあ中には穴あきのジーンズというとてもファッショナブル(?)な格好で観測に挑んだ会員(結局人のズボン借りてた)もいたわけだが。
今回の合宿は1月に役職が交代してから最初の観測であった。すなわち僕が観測部長になってから最初の観測だったのでうまくいくか不安だった。しかし4年生にとっては最後の合宿なのできちんとやりたかった。結果としてカメラの不具合などいろいろ問題はあったが、観測自体はなんとかできたので大目に見てもらえれば幸いに思う。というか見てください。
最後に4年生の皆さん4年間お疲れ様&今までありがとうございました!
文責:井口