今年も自主法政祭の時期がやって来た。今年の天文研は去年の天文研とはひと味違う。それは何と言っても新しい試みが多々見られるからだ。
まずはその代表格であるプラネタリウムから解説しよう。
32年にわたる法政天文研究会の歴史の中で初めて製作されたプラネタリウムはわざわざ東京学芸大学までおもむき、リサーチして製作されたものでドーム・投影機ともども自作である。ドームは直径4mの完全密閉型エアードームで布製。側面に取り付けた総排気量740cm3/minの換気扇2機で空気を供給する。投影機は今は無きスカイウオッチャーを参考に日本らしく木と紙で作成されたもので、3等星までの投影が可能となっている。
なお、ドームは布製のため学園祭後は寝心地の良い寝袋として一部の会員には好評である。
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図1:プラネタリウムスペースの作成
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次は写真である。
天文研の写真展示は恒例であったが、昨年は離れの後者の最上階というヤサグレた環境のため来訪者は涙が出るほど少なく、関係者は深いため息をついたものだった。しかし、今年は新校舎の廊下をゲットすることが出来てたくさんのお客さまがいらっしゃった。しかも写真展示にとって好都合だったのは学園祭一週間前に大出現した獅子座流星群のおかげで人々の天文に対する関心が高まっていたのである。
となれば自然と写真展示のメインコンテンツは獅子座流星群の写真となるわけである。特に今年度の天体写真からフルデジタル化されたこともあって驚くほど安いコストで大判の写真を大量に展示できた。 |
図2:写真展示の様子
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今まではネガフィルムから直接プリントしていたために予算の関係でL版主体の展示だったが、ポジフィルムをスキャンしてプリンターで印刷することによって低コストで大量の写真が展示できるようになったのだ。
その他に太陽系天体の模型展示を行った。
これは実際の天体同士の大きさの比をそのまま再現した模型で、教科書などでしか見られなかった惑星の大きさの比較などが簡単に身を持って体験できる。さらに、惑星軌道も実際のモノをスケールダウンして展示した。これによって来訪者は太陽系の広さを身をもって体験できるのである。
また、NASAの概要を一枚の紙につづったNASAリポートや中国占星術による星占いなども行っておおむね好評だったことを付け加えておく。
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図3:模型展示
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図4:模擬店
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図5:NASAについて調べる
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なお、模擬店では創立以来続いた焼き鳥をやめて新たにタイヤキに取り組んだところこれが大ヒットで、連日屋台の前に人が途切れることは無かった程である。しかし、毎朝のメレンゲ作りは憔悴し切った体には辛く、来年もやるかどうかは不明。現在でもBOXにはその時に余ったアンコや小麦粉が存在しており今後の処理の方法を検討する必要に迫られている。

図6:準備風景
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