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アイコン天体観測のマナーアイコン

天体観測は暗闇の中で暗い天体を見ると言う特殊な趣味であるために観測地ではお互いの邪魔にならないように、暗黙のルールと言うかマナーが存在しており、ここでそそのいくつかを紹介しましょう。
 長年の間に渡って観測地で自然発生して来たマナーを守ることで、お互い気持ちよく観測ができるので、ぜひここに書かれてあることを実行して下さい。無用なトラブルも避けられるはずです。


観測地で守るべき10の掟

1:花火をしない
2:フラッシュ撮影をしない
3:ゴミは持って帰る
4:私有地には入らない
5:騒がない
6:アイドリングは慎む
7:夕方までに来る
8:赤ライトを使う
9:頻繁に出入りをしない

10:一般客に迷惑をかけない


1:花火をしない
観測地で花火をすると、眩しい光が出ます。天体を見る時には暗いものを見るわけですからあらかじめ暗闇に眼を慣らしておかないといけません。ところが花火をするときの光がこの妨げとなってしまうのです。
 また、花火は煙が大量に発生します。この煙が雲と同じ役割をして星が良く見えなくなってしまいます。ですから花火は別の場所でやりましょう。


2:フラッシュ撮影をしない
ときどき、美しい星空を写真に撮って残そうとしている方がいます。
星空を写すには一眼レフで何分かシャッターを開けていなければなりませんが、そういった事を知らない方もいらっしゃるようで、突然夜空に向けてフラッシュを焚き、それで星空を撮ろうとします。
 星空は残念ながらフラッシュを焚いたのでは写りません。それだけではなく強烈な光で天体観測をしている人の妨げになってしまいます。観測地でのフラッシュ撮影は慎んで下さい


3:ゴミは持って帰る
これは社会人のマナーとして守っていただきたいものです。
ゴミの放置が著しいようだとその観測地は立ち入り禁止となってしましうかもしれません。
また、星が美しく見える場所は大抵都会を離れた大自然の中にあります。この自然を汚さないためにもゴミは必ず持ち帰りましょう。ゴミを持帰れない人は天体観測をする資格はありません。


4:私有地には入らない
いくら星がきれいに見えるからと言って他人の土地に無断で入るのはいけません。
特に観測地は郊外にある場合が多く、私有地は自ずから農業用地がその大半を占めます。夜中に勝手に畑に入られて作物を荒らされるのは誰でも不愉快になります。
 一部の観測地では無断で私有地に入るだけではなく、そこの作物などを勝手に持って行ってしまう不届きな輩もいると聞きます。このようなことが続くと観測地が立ち入り禁止となってしまうかも知れませんので私有地に入ることはやめましょう。


5:騒がない
静かな高原の夜に美しい星空が出ています。その星空をのんびりと見ているところへ大勢のグループが来て星を見るでもなくワイワイ騒ぎ始めたら気分の良いものではありません。
 星を見ている人は大抵静かに観測をしたいものです。そういう人たちの周りで大騒ぎするのはあまり感心したものではありません。


6:アイドリングは慎む
夜は冷えます。季節が例え夏でも観測地では夜の気温が20度を下回ることがよくあります。この寒さに耐えられないからと言って自動車に乗り込んでヒーターをつけるというのはタブーです。
 これが周りに誰もいない観測地ならば良いのですが、周りに自分以外の人がいる観測地では自動車のエンジンから出る熱で気流が乱れて天体がよく見えなくなります。まさか自動車のエンジンくらいで・・・と思うかも知れませんが望遠鏡はものを拡大してみる道具なので、自動車の廃熱による小さな気流の乱れも拡大されてしまいます。
 また、排気ガスも風下にいる人間にとってはたまったものではありませんし、第一有害物質を同じ場所にバラ撒いているのですから環境にもよくありません。


7:夕方までに来る
観測地には夕方までに到着して準備をしましょう。夜になってから観測地に到着すると車のライトで他の人の観測を妨げてしまいますし、暗いと機材の準備もおぼつきません。また、どうしても明かりがなければできない作業もありますので、観測地には明るいうちに到着して準備をするのがベストです。


8:赤ライトを使う
観測地では赤ライトを。車のテールランプが眩しくないように、赤いライトは暗闇に慣れた眼を刺激しないので、観測地での照明には赤ライトを用いるのが一般的です。マグライトに赤いセロファンを張り付けるのが最も手軽で良いでしょう。最近では赤色LEDなどを使用している人もいます。
 なんにせよ、普通の懐中電灯のような白色光だけは絶対避けて下さい。


9:頻繁に出入りをしない
夜になってから観測地に出入りするのは慎みましょう。得に近くにコンビニエンスストアなどがある観測地の場合などは夜食などを買いに出かける人を良く見かけます。
 観測地に出入りする度に自動車のライトを煌々と付けて行くわけですから、これではそばで観測している人にとってはたまったものではないですね。急用の場合以外は観測地への頻繁な出入りは慎みましょう。


10:一般客に迷惑をかけない
夜間の観測地は人通りがほとんどないとはいえ、天体観測以外の方も来ることがあります。特に山の上の駐車場などでは深夜ドライブの車が来ることもあります。そんなときに機材を目一杯広げて一般の方がとても入って来れないようにしているのは好ましいことではありません。
 天体観測はあくまで公共のスペースを拝借してやるものですから我が物顔に機材を広げたりして観測するのは慎むべきです。ましてや一般客に「明かりを消せー」と怒鳴ったり、観測地の入り口にバリケードを築くなどの行為はもってのほかです。


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